「放射能見える化プロジェクト FUKUSHIMAの子どもたちの衣類」
市民放射能測定所の報告によれば、 福島県郡山市の中学生のジャージのズボンから119ベクレルの、 放射性セシウムが検出されたそうです。
子どもたちは、体育座りをする時に、お尻を地面に着きますが、 その時にセシウムが衣類にくっついてしまうようです・・・ このズボンは、全国の原子力発電所であれば、「核のゴミ」と扱われているレベルのものです。
今でも全国の原発では、100ベクレル以上汚染された衣類は、黄色いドラム缶に詰めて、核のゴミとして廃棄処分されているのに、 郡山市の子どもたちは、放射能に汚染された衣類を着続けている・・・ 私たちの身近な所には、注意しなければならない「放射能」がたくさん潜んでおり、それらを一つ一つ「見える化」することが、求められているような気がします。
私は、以前、東京のテレビ局でドキュメンタリーを制作していました。 今は故郷福島に戻り、老人介護の仕事をしていますが、 一つ一つの放射能を「見える化」し、 一人一人の市民が、正確な情報を得ることができるように、 「子どもたちのジャージを測る様子」を短いVTRにまとめ、ユーチューブでみんなが見れるようにしたいと考えています。